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Interview 先進的な取り組みとものづくりで
社会に貢献する企業

バイオマス事業部

市場拓真Takuma Ichiba

2022年入社

津山高専 総合理工学科機械システム系卒

「木を使い切る」という企業文化や
挑戦していく姿勢に魅力を感じた。

地元就職かつ地域の文化を大切にしたものづくりで、社会に貢献したいという思いを軸に就職活動をしました。その中で、地場材を利用するだけでなく「木を使い切る」という企業文化や、バイオマスやCLTなどの新たなことに次々と挑戦されている銘建工業に魅力を感じ、志望しました。

発電所やペレット部門で運転管理や作業を行い、日報アプリの管理も担う毎日。

発電所では、運転管理をしています。具体的には、使用しているポンプの切り替え作業や購入している燃料を集計して、数量が合っているか購入先へ確認をしたり、使用する薬品類の発注、発電量や電気の使用量などの集計を行っています。ペレット部門では製造したペレットをフレコンバッグ(フレキシブルコンテナバッグ)に充填したり、造粒機の清掃を行っています。また、iReporter(iPadで日報などをつけるアプリ)の入力する基本シートを作成するなどiReporterの管理をしています。

銘建工業の中で最も
木を使い切る役割を担っている部署。
木材の流れを伝える責任感とやりがい。

お客様に発電所を案内する仕事も業務の一環で行っています。案内では発電所の説明はもちろん、銘建工業全体の木材の流れも説明します。お客様に説明をしていると、バイオマス事業部の業務は銘建工業の中で最も木を使い切る役割を担っていることに客観的に気づき、やりがいを感じました。また、案内をしたお客様から「分かりやすい説明をありがとうございます」と感謝の言葉をいただくと、とても嬉しく、達成感を得られます。

資格取得のために睡魔と格闘。
同僚と協力しあって一発で合格。

苦労したのは資格勉強です。発電所の運転にはボイラー技士という免許が必要です。
普段、発電所で点検や整備などの運転業務をしていますが、いざ資格のための勉強となると運転にかかわる法令や取り扱いの注意事項などその勉強内容は広範囲に渡ります。
仕事終わりの眠い目をこすりながら、教材に向き合う期間はつらく感じました。ですが、勉強を進めるうちに業務で活かせることが増えたり、事業部内の同僚と得た知識を共有したことで、勉強のモチベーションにつながり、一発合格することができました。

前工程から後工程へ
手間をかけさせないように
考えて作業することを大切に。

常に後工程の存在を意識することです。バイオマス事業部ではライン作業箇所がないので、意識することはあまりないと思われがちです。しかし、例えばペレットの作業でいうと、本社でフレコンバッグに充填し、別の場所に移して、そこで出荷業務をしています。前工程は本社でフレコンバッグに充填する作業で、後工程は出荷になります。その、前工程のペレットの充填作業の段階で綺麗に積んでおかないと後工程の人が大変な思いをしてしまいます。いかに後工程の人に楽をしてもらい、手間をかけさせないようにするか、考えて作業をすることを大切にしています。

木を使い切る企業文化をさらにすすめ、発電時に発生する熱も使い切りたい。

木を使い切るという企業文化ですが、まだ使い切れていない部分が「熱」です。発電所では発電に使っている蒸気を冷やして水に戻し、もう一度熱して蒸気にしているので、せっかくなら蒸気のまま発電以外にも利用できないかと考えています。農業用ハウスの加温への使用など、アイデアは尽きませんが、どのようにして使い切るかこれから考えていきたいです。

1日のスケジュール1 day schedule

8:00〜10:00 出社、発電所ポンプ類切替
10:15〜12:15 休憩、発電所ポンプ類切替
12:15〜13:05 昼食
13:05〜15:05 薬品類の発注、データ集計
15:20〜17:20 薬品類の発注、データ集計
17:20〜 退社