先輩社員インタビュー

大学の卒業研究にて集成材・CLTを扱っていたため、業界の最先端をいく銘建工業で学びを生かしたいと思いました。また、製造メーカーでありながら、木工事も請け負うことのある銘建工業であれば、工事現場でどのように製品が使用されているのかについて実際の業務で確認できるだろうと考えました。今現在、中・大規模木造建築の施工管理を行っています。具体的には、施工図の作図を行い、構造用集成材・CLT・金物類の積算後、現場に材料を納材する流れになります。入社前に考えていた通り、施工図を眺めながら自社製品が建物の形になっていく様子を確認でき、自身の成長に繋がっています。

設計図の段階では建物として成り立っていない場合もあり、それらを確実に形にするために、ディテール、施工面などの多方面からのアプローチ方法を考える時間をとても大切にしています。それらの時間を経て、いざ現場に入ったときに職人さん方から施工計画や段取りについて褒めていただけると、とてもモチベーションが高まります。また、図面上にしか表現されていなかった建物が実際に敷地内に納まる瞬間は、一番達成感がありますね。

女性という立場から現場に出向くこと自体に心配の声をいただくこともあります。ですが、いくらでもやりようはあり、やってやれないことはないと、自身を鼓舞して頑張ってきました。２ヶ月近く現場とホテルを行き来するということもありましたが、理解のある職人さん方に助けられながら、製品を納めることができました。