地場国産材に対する取組
地場国産材に対する取組
「地場の材で出来た集成材・CLTを使いたい」そんな声にお答えして、各地の国産材を材料にして、 集成材・CLTを作ります。
【 地場材料利用フロー 】
分離発注をしない場合
1.地場材を利用した集成材の製作手順
※ラミナの供給時間によって納期が決まります。
2.地場材使用の注意点
国土交通省監修建築工事共通仕様書によると構造材下地含水率はA種20%、B種25%以下となっています。現場搬入時含水率管理が要求されます。地場材利用の場合、地場に乾燥施設が必要であり、ない場合は近隣に持ち込むコスト管理が必要です。
地場組合等で相当量の原木が蓄木されている場合は別として、伐採から製材乾燥等考えると材工分離発注とし、材料については相当期間の納期を見ておけば工期の影響が最小限に抑えられます。
木材には伐採時期があります。夏場(梅雨時期〜9月末)は虫害に遭うため伐り置きができません。ですので夏場には伐採しないよう配慮が必要です。