事業・製品のご案内

日本でCLTを使った建築を実現するために国の研究機関でCLTの性能の研究・実証事業が実施されてきましたが、銘建工業では多数の事業に参画してきました。2015年にE-ディフェンス（兵庫県三木市）で実施された、スギCLT による5階建ての振動台実験にも、銘建工業で製造・加工したCLTが使われています。

日建設計（東京都千代田区）、光栄（大阪府大阪市）、村田製作所（京都府長岡京市）と銘建工業の4社の共同開発により、都市エネルギー消費ゼロの「COOL TREE」を開発しました。このCOOL TREEは、様々な屋外パブリック空間において環境性とデザイン性を兼ね備えたクールスポットを創出し、真夏の屋外を快適に過ごせる街づくりに貢献することを目的としています。

銘建工業の地元、岡山県真庭市で2018年に完成した小学校とこども園の集成材・CLTの製造・加工・木構造工事部分の施工をしました。地元の製材工場と協力した製材のコーディネートも銘建工業で行っています。
冷暖房には木質ペレットを燃料とするペレットボイラーを使用し、「木に包まれた」教育環境となっています。

2018年に建築家の隈研吾氏を校長に迎え専攻課程を加えて本格開校した、林業、木材産業、木造建築の各分野で基礎から専門的な技術までを学べる林業大学校です。
高知県内の製材工場で製材したラミナ（ひき板）を、銘建工業まで運んでCLTを製造し、加工も行いました。さらに建設現場へ加工済みの材料を納入し、木造部分の工事も銘建工業が担いました。