バイオマス
バイオマス発電
銘建工業では、製造工程で発生するプレーナー屑や端材を燃料として活用する取り組みを創業当時からおこなっています。1997年には本格的なボイラー・発電設備を設け、いち早くバイオマス発電に取り組んできました。本社工場で使用する電力の大半をまかなうと同時に売電も行っています。
ペレットは副産物
銘建工業では、集成材を作る過程で生じるプレーナー屑はバイオマス発電の燃料として工場内で活用するとともに、一部は木質ペレットに加工し販売しています。木部のみを原料とする良質のホワイトペレットであり、燃焼時の灰分が非常に少ないことが特徴です。在るものは余すことなく生かそうという「もったいない」精神です。

- ペレットの原料
- 集成材の製造から生まれる
きれいなプレーナーの屑
CO2削減効果
木材には樹木が生長時に吸収した二酸化炭素を蓄えて大気中に戻さない「炭素貯蔵効果」、他の材料に比較して製造・加工にかかるエネルギーが少ない「省エネルギー効果」、そしてペレットなどの木質燃料には化石燃料の使用を減らすことができる「化石燃料代替効果」があります。
ペレットの形状
ペレットは、木材の成分を熱で融解し固着することで成形しますので、
ペレット製造時には添加物等は使用していません。

6ミリサイズ
低コストの秘密
量的確保、前処理設備などが不要なために低コストでの製造を実現しています。
前処理設備を持つペレット製造工程
銘建工業のペレット製造工程
出荷の形態
フレコンバッグ、または小袋(20㎏)での出荷となります。

フレコンバッグ

小袋(20kg)
木材が燃料・電力として再利用されるまで
各工場から出た木の皮やプレーナー屑、端材は、発電用ボイラーを動かしたり、
ペレット製造など、バイオマスエネルギーとして活用されています。

サイロ2,000㎥
集成材の製造工程から発生するプレーナーチップおよびプレーナー屑を貯蔵するサイロ。

プレーナーチップやおがくず

発電用ボイラ(エコ発電所)
蒸気圧力16kgf/㎠
蒸気温度270℃
蒸気量20t/h

発電出力1,950kW
本社工場で使用する電力の大半をまかなうと同時に売電も行なっています。

押出し成形

木質ペレット燃料
プレーナー屑やおがくずを接合剤を使わずに、圧縮成型した固形燃料。
バイオマス事業部(本社工場内)
岡山県真庭市勝山1209
バイオマス倉庫
岡山県真庭市目木1-5