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CLT CELL UNIT_HottoMotto棟

[福岡県]

所在

福岡県福岡市

建物の種類

商業施設

使用木材

CLT

面積

79.18m2

竣工年月

2022年3月

設計

意匠設計:(株) Sai Design Architect   構造設計:(株)DN-Archi パートナー/北九州市立大学 准教授 藤田慎之輔

施工

(株)采建築社

銘建工業の担当範囲

材料納入

写真撮影:SAI グループホールディングス(株)/(株)SAI建築社

写真提供:SAI グループホールディングス(株)

 


2022年3月16日(水)、㈱采建築社本社の向かい側に「ほっともっと野芥店」がリニューアルオープン。SAI グループホールディングス㈱にて開発の『CLTセルユニット工法』を採用した移動・リユース可能な建築(店舗)です。CLT利用は、国産材の消費を推進し林業従事者雇用を助け、再度、日本を世界に誇るべき林業国に押し進める方策です。国策の新材料CLTを使用して構成した『CLT CELL UNIT』2台を離隔配置し 、ユニット内の空間利用と共に、ユニット間の大空間を梁をかけて利用する建築です。世界初となる新しい建築工法であり、循環型資源である木質系材料「CLT」の利点を生かし、箱型木製ユニットを基本単位Cellとして、自由に組み合わせて建築を造る事の出来る、新たな創造とオープンイノベーションを可能にした構造躯体です。工場でユニット組立、プレファブ化することで、現場に最短1日で設置可能となります。基礎の上に据え置き、連結、連層して、まるでレゴブロックのように簡易な工事を可能として、施工工期を短縮します。RC建築と比較しても軽量化され、暖かみのある木質空間を実現、環境に優しく、人に優しい素材で大きな魅力の一つです。今回の店舗施工には、新構造躯体『CLT CELL UNIT』に加えて、PCa基礎(コンクリート)として、北九州市環境未来技術開発助成の活用の元、北九州市立大学の高巣教授を中心に小倉セメント製品工業様と共同開発された環境配慮型『改質フライアッシュコンクリートを使用したPCa基礎』(世界初)となっており、SDGsコラボ商品建築となっています。
『CLT CELL UNIT』(CCU)や環境配慮型コンクリート等の利用により、SDGsに基づいた社会貢献や温かみのある天然木のにおいと風合いによる、ゆとりのある空間づくり。食文化と木造建築文化、多面性あるサスティナビリティな店舗となっています。

 

by SAI GROUP HOLDINGS (株)

 

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