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集成材

本社工場では、構造用小断面集成材(柱)、構造用中断面集成材(梁)を製造しています。
大断面工場では、通直材だけでなく、湾曲材も製造することが出来ます。

集成材とは

集成材とは、小さく切り分け乾燥させた木材を接着剤で組み合わせて作られる木質材料です。強度や耐水性について厳格な規定、検査基準のもとで品質管理され、大規模建築物の建設も可能です。

製造の流れ

本社工場

ラミナ倉庫
国内最大規模の倉庫には、北欧・中欧・日本国内などから運ばれてきた大量のラミナ(ひき板)が保管されています。

ラミナの品質検査

含水率測定

含水率15%以上の板はここで除去します。

板削り

毎分300m処理する高速高性能四面モルダーで板の寸法を整えます。

強度等級区分

板に加える荷重とたわみの関係から強度を測定し、選別します。

選別・仕分け

外観等級選別

高精度カメラにより、人の目では追えない高速スピードで流れる板の欠点を見つけて選別します。

等級別仕分け

水分検査・強度検査・外観検査のデータのもとに、グレードごとに仕分けします。

POINT

異等級対称構成の集成材を作るためには、「ラミナの正確な強度測定」と
「強度別に必要な数の仕分けステーション」が大変重要なことになります。

接着
組み合わせ

強い板を外側、弱い板を内側に組み合わせます。

接着剤塗布

大きなロールで板に接着剤を塗ります。

積み重ねる

プレス工程

中断面集成材の縦型コールドプレス

長さ6mまでの集成材の圧締をフルオートで15機稼働。

小断面集成材の回転コンポーザー

30分程度かけてゆっくりと1回転する間にコールドプレス終了。4機同時にフルオートで稼働。

仕上げ加工
四面プレーナー加工

四面を精度良く削り、寸法を整えて仕上げます。

目視検査

製品1本1本の外観を厳しくチェック。

梱包・出荷
大断面工場

乾燥

別工場で製材、人工乾燥した材料を利用します。

選別・欠点除去
板削り

曲がり・反りを切除し、ラミナ断面寸法を揃えます。

強度等級区分

グレーディングマシンで強度を判定し、強さごとに分類。

フィンガージョイント

欠点部を除去し、必要な長さに縦継ぎします。(最長18mまで)

接着
プレス工程
大断面通直材の圧締

上から圧力をかけながら、エア・インパクトレンチで圧締します。 大断面集成材は保温環境下で8時間以上圧締。

大断面湾曲材の圧締

湾曲材の形状に合わせた治具に、ラミナを添わせるように重ねて圧締します。 圧締方法は通直材と同様です。

メガプレス

通直材の特大縦型プレス機の長さ24mです。

仕上げ工程
本社工場

岡山県真庭市勝山1209

大断面工場

岡山県真庭市草加部1334-4

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