TOP 銘建工業の「ものづくり」CLT

CLT

銘建は、日本でいち早くCLTへの取り組みをスタートし、開発・普及を進めています。事業のきっかけは、木材産業先進国のヨーロッパでCLTを使った中高層の木造建築の実現を目の当たりにしたことでした。日本でも、新しい価値、新しい市場を作ることができないかと考え、2010年、国産材のスギやヒノキを活用してCLTを製造することを国土交通省に提案。これをきっかけに国の研究開発課題としてCLTが取り上げられました。以来、銘建ではCLTの普及に積極的に取組み、2016年には国内初の量産工場を稼働させています。

CLTとは

CLT(Cross Laminated Timber)とは、ひき板を並べた層を、板の繊維方向が層ごとに直交するよう に重ねて接着した大判のパネルです。1990年代 からオーストリアを中心として発展してきた新しい木質構造用材料です。ヨーロッパや北米では、10階建以上の高層建築や大型商業施設の建設実績があります。日本でも2013年にJAS(日本農林規格)が制定され、CLTの建築基準関連告示が2016年に施行されたことで、一般利用への道が開けました。

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工法の特徴

シンプル
大判のパネルを利用することで、部材点数を大幅に減らせます。
また、金物や長いビスによる接合で、熟練工でなくても施工できます。
プレファブ
事前に工場で開口・配管・設備等の穴あけ加工を行い、現場へ搬入するので工期が短く安全です。(間柱・窓台・下地・合板類の施工手間が省けます)現場での騒音や廃棄物の発生が少なくなります。

欧州では9階建ての集合住宅をCLT工法で4名の技術者が9週間で施工。RC造と比較すると20週間分の工期短縮。

性能

断熱

コンクリートに比べて10倍、鉄に比べると400倍以上もの高い断熱性能を持っています。

耐火

CLTのような厚い材料は、一度火がついても炭化層が形成され、内部までなかなか燃えていきません。

耐震

5階建てでの振動台実験で、阪神・淡路大震災を再現した揺れに対しても大きな損傷はありませんでした。

CLTの加工

CLT版は大きくふたつの工程を経て製造・加工されます。

原版製造

厚み36〜300㎜程度、大きいものでは幅3m、長さ12mの原版を製造することができます。それぞれ用途毎に実寸図に基づいて裁断され、次の工程に搬出されます。

部材加工

次工程は実寸裁断されたCLTを加工する工程です。CLTのほとんどが大型の版を加工することができる専用の加工機にて加工されます。

CLT加工機
大きな断面であることと、寸法精度が要求されることから使用できる機械は限られますが、現在は、欧州産の機械を用いて集成材の加工と併用し生産量を確保しています。

CLT加工機

高知おおとよ製材(株)CLT社員寮

日本で初めてCLTを構造躯体として使用した建物です。
建て方の様子を動画にてご確認ください。

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