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Interview 木造の構造設計者として、
木質材料を普及する一人に

木質構造事業部

田中駿太郎Shuntaro Tanaka

2016年入社

近畿大学理工学部建築学科卒

木質材料を使用する構造設計者は少ない。
CLTをはじめ木質材料の普及を目指して。

近年、木造の需要拡大が活発化し、さらにCLT(直交集成板)という新しい木質構造用材料が登場してきましたが、木質材料を使用する構造設計者は、RC造やS造に比べて少ないのが現状です。私は木造設計に興味があり、もともと構造設計に従事(前職は設計事務所)していたこともあったので、木造の構造設計を通じて、木質材料を普及する一人になりたいと思ったのが志望のきっかけです。現在は、前職の構造設計の知識・経験を生かして、「基本計画(構造)」と「実施設計(構造)」という、ほぼ同様の業務を担当しています。

施主・意匠設計者のイメージを
具現化。各部署が連携して
建物の完成へ。

まず、施主・意匠設計者がイメージした空間を再現できるか、構造の視点から助言を行います。イメージを具現化していくために、スケッチをベースに共有していくことが多いです。その後、計画をブラッシュアップして、意匠図や設備図との納まりを調整し、構造図を作成していきます。同時に、詳細な構造計算を行い構造計算書の作成も行います。建物の完成に向けて、社内にある「営業」「設計」「工事」の3つの部署が、協力するために連携を取り合う瞬間にやりがいを感じますし、連携がうまくいった時には達成感が味わえます。

どの仕事も多くの人が関わるから
こそ、話しやすい空気感や
場を大切にしたい。

苦労したのは、自分の能力を超える仕事にぶつかった時です。乗り越え方としては、①わからない問題を1つずつ時間をかけて潰していく方法 ②その仕事を経験した人に助言を求める方法 ③できる人に任せる方法の3つがあります。すべてのパターンを経験をしましたが、助言を求めたり、人に任せたりする方法は、コミュニケーション下手な私にとっては人間として成長する瞬間でもありました。どの仕事も多くの人が関わりますので、コミュニケーション、ギブ&テイク(義務的なものでなく)、話しやすい空気感や場を大切にしています。

1日のスケジュール1 day schedule

8:00 出社
メール確認、構造設計業務
10:00 休憩
10:15 構造設計業務
12:15 昼食
13:05 構造設計業務
15:05 休憩
15:20 構造設計業務
17:20 退社